不動産投資をする際にどのような物件を選ぶべきなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。空室リスクを抑えるためには、賃貸物件を探している人がどのような点を重視して物件を選んでいるのか理解する必要があります。 今回は住まいを選ぶ際の決め手になるポイントについてアンケート調査をおこないました（30～60代の男女1,600名にWEB調査）。 

この記事を読めば、入居者が賃貸物件を選ぶ際に重視しているポイントが分かり、空室リスクを抑えて安定した不動産経営をおこなうためのヒントが見つかるかもしれません。 

男女別ランキング　住まいを選ぶ際の決め手になるポイント 

男女ともにトップ5は、「エリア」、「家賃」、「周辺環境」、「広さ、間取り」、「駅からの距離」という順番になりました。やはり誰しもが賃貸物件を探す際に重視するポイントが選ばれているようです。 

年齢別ランキング　住まいを選ぶ際の決め手になるポイント 

年齢別の結果では、30代、40代、50代は「エリア」、「家賃」、「周辺環境」、「広さ、間取り」、「駅からの距離」の順番で重視しているのに対し、60代は「エリア」、「家賃」、「周辺環境」、「駅からの距離」、「広さ、間取り」という結果になり、部屋の広さや間取りよりも駅からの距離を重視する人が多いという結果になりました。これは家族世帯の場合、子供が独立して広い部屋やたくさんの間取りを重視しなくなったという結果なのかもしれません。 

入居者に選ばれる物件とは 

アンケートの結果から、住まいを選ぶ際に重視するポイントは男性、女性、世代に関係なく「エリア」、「家賃」、「周辺環境」、「広さ、間取り」、「駅からの距離」の5つだということが分かりました。年齢により多少の順位の変動はあるものの、不動産投資で購入する物件を選ぶ際には、上記の5つを重点的に考える必要があるでしょう。 

不動産投資で失敗しにくい物件を選ぶポイントは、「万人受けする物件」を選ぶことです。

 例えば、上層階にあって眺望がすばらしい物件や、最新の設備が備わっている物件であっても、5つのポイントを押さえていなければ入居者からは選ばれにくい物件となってしまいます。 

これから不動産投資を始める方や物件を増やすことを検討している方は入居者の目線に立って「万人受けする」物件を意識しながら検討してみてください。