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2024.02.29
ベルテックスコラム事務局
投資に取り組む女性が増えている?初心者におすすめな投資商品とは
- 投資の種類・方法
- 資産形成
- 初心者
近年、女性が投資を始めるケースが増えていることはご存知でしょうか? 実は、働く女性で投資をする人は今増えています。将来不安等で、資産形成は男女問わず積極的に行われるようになってきています。投資に興味はあるけど、リスクが怖い…。何から始めればいいか分からない…。
この記事ではそんなお悩みを抱える女性におすすめの、初心者でも出来る投資方法を詳しく紹介していきます。これを読んで、あなたも女性投資家として一歩を踏み出してみましょう。
働く女性の過半数は実は投資家だった?!
女性の社会進出の増加や共働き世帯の増加により、働く機会が増えた女性ですが、同時に投資を始める女性も増えてきています。まずは、そんな働く女性の投資事情について詳しく紹介していきます。
女性の投資事情
2021年8月に行われた調査では、21〜49歳の働く女性のうち、現在投資に取り組んでいますか?という質問に「はい」と答えた女性が58.9%、「いいえ」と答えた女性が41.1%でした。 約6割の働く女性が投資に取り組んでいるという結果が算出されたのです。
また、投資に取り組んでいる人と取り組んでいない人で、年収や貯金・金融資産に大きな違いがあったという結果も算出されました。
「はい」と答えた女性の平均年収は359万円、平均貯金額は467万円、平均金融資産金額は799万円に対し、「いいえ」と答えた女性の平均年収は270万円、平均貯金額は165万円、平均金融資産金額は194万円と大きな差がありました。
「はい」と答えた女性が取り組んでいる投資の種類は株式投資が29.6%、つみたてNISAが29.6%、投資信託が28.9%、iDeCoが13.2%、NISAが13.2%でした。
つみたてNISAやiDeCoなど政府がサポートしているものや、安定して資産形成出来る投資方法が人気が高いようです。
女性は投資に向いている
投資で稼いでいるのは男性のイメージが強いですが、実は女性の方が男性より0.4%/年多く投資で稼いでいるという報告がありました。米資産運用大手フィデリティ・インベストメンツによって、約800万の米国証券口座を調べたことで判明したデータです。もちろん日本と米国では違いもあるでしょうが、ここでは男女でどういった違いがあるのかを見ていきましょう。
まず女性の方が投資に向いている理由として、女性よりも男性の方が35%多く取引をする傾向にありました。つまり、短期の目先の値動きに対して動かず、長期保有の傾向があるため、取引手数料がかからず、無駄なく資産形成が出来たと言えるでしょう。 また、女性の方が職場の確定拠出年金や個人年金、証券口座で、年間1%ほど多く貯蓄しているのも理由の一つです。他にも、一つの投資方法にこだわらない等、リスクを分散させている点も女性が男性よりも投資で稼いでいる要因となっています。
投資は女性の人生をさらに豊かにする
女性の投資事情について知れたところで、投資がいかに女性の人生を豊かにするかについて、詳しく紹介していきます。
収入の安定は心の安定につながる
近年、未婚女性が増えてきており、生涯未婚率は20%に迫ろうとしています。 10人に2人近くの女性が生涯を通じて結婚しないで独身で過ごすということになります。その際に不安に感じるのが老後の生活資金です。
本業だけでは足りない生活資金を、不足分を補うように投資をしていくことで、老後を過ごすための生活資金を得られます。
ライフステージの変化にも対応できる
未婚女性も増えてきてはいますが、結婚して家庭を築く女性も割合としては多いです。 家庭を築いた女性は結婚・出産・子育てと様々なライフステージを歩んでいきますが、誰もが順調にライフステージを歩んでいけるわけではありません。
経済状況の悪化による生活苦や病気やけがによって働けなくなったことによる収入減についても、考えなければなりません。 また、配偶者に依存せず、自立した生活を送りたい方にとっても、十分な資金を確保することは大切です。自分だけが自由に使える資金源があるに越したことはありません。
そんな、いざという時のライフステージにも柔軟に対応出来て、お金が必要な場面でも対応できるように投資に取り組んで資産形成をしておけば、精神的に余裕を持ちながら、いざという時のライフステージを安心して迎えることが出来るのです。
投資初心者の女性におすすめ投資法とは
投資は女性の人生を豊かにすることを知れたところで、初心者向けにおすすめの投資方法について、詳しく紹介していきます。
iDeCo
iDeCoは定年後に公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度のことです。
iDeCoのメリットは掛金が非課税となるほか、運用益、給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられている点です。iDeCoのデメリットは選ぶ商品によっては元本割れリスクがある点や、原則60歳になるまで資産を引き出せない点です。 税制メリットを活用しつつ老後資金を準備したい方や、ほかの用途の資金と老後資金を分けて管理したい方におすすめの資産運用方法です。
iDeCoの加入の申出は、iDeCoの公式サイトにある「運営管理機関一覧」に掲載されている金融機関を通じて、加入申出書を国民年金基金連合会に提出する必要があります。一部の金融機関では、オンラインで手続きすることもできます。書面で提出する場合は、加入申出書等の必要書類を、当該金融機関から入手する必要があります。
NISA
NISAは少額投資非課税制度といい、利益となる分配金・譲渡益に対して非課税期間がある制度のことで2023年までは一般NISAとつみたてNISAの二種類があり、どちらかを選んで運用します。
特につみたてで運用するNISAは、プロが運用する投資信託である点、評価の高い銘柄から投資先を選ぶ点から、投資経験が少ない方や、投資にかけられる時間が少ない方、まとまった資金がない方におすすめの資産運用方法です。
NISAの始め方は① 口座開設をする金融機関を選ぶ、②必要書類をそろえて口座開設の手続きをする、③ 投資する銘柄を選択する、④ 積立金額を設定する、⑤目論見書を確認して積立を始めるの5STEPで始められます。
NISAは2024年から制度が改変されます。新NISAでは合計で1,800万円まで非課税枠があり、1年間360万円まで(うち、つみたて枠は1年間120万円まで)投資が可能となります。
現行のNISAでは最長20年の非課税期間が設けられていましたが、新NISAでは非課税期間が撤廃され、無期限で非課税となりました。他にも、つみたて枠と通常のNISA枠を併用して使えるようになるなど、より使いやすい制度に変わります。
また、2023年中にNISAを始めれば、現行NISAで利用している非課税枠を追加で獲得できます。2024年以降は旧NISAには新規で投資ができませんが、2023年に投資したものに関しては2027年まで非課税で運用可能なので、もしまだ始めていない方は検討してみるのも良いでしょう。
外貨預金
外貨預金は日本の通貨である円を、海外の通貨であるドルやユーロなどに替えて預ける「預金」のことを指します。円で預金するよりも、外貨預金の方が一般的に金利が高いために利益を見込めます。
円預金を1年間した場合の金利は金融機関にもよりますが、年0.002%ほどであるのに対し、外貨預金の金利は年1~4%ほどで圧倒的に外貨預金の方が金利が高いです。
高金利で預金をしていきたい人や、円安時などの経済状況の変化に強い投資商品をお求めの方におすすめの資産運用方法です。外貨預金は銀行や証券会社などの金融機関から、手続きをして始められます。
REIT
REITとは、不動産投資信託を指します。 投資信託の一種で、投資対象は物流施設、ホテル、居住用の不動産などです。
メリットは少額から投資できることや、通常の株式と比べて高い配当利回りが得られる点です。 デメリットは元本が保証されていない点や、分配金の額が一定ではない点です。投資の目的が長期的である人や、自分一人で運用するのではなく、専門家による選択のもとで運用したい人におすすめの資産運用方法です。
REITの始め方は①REITの取引を行う証券会社を選ぶ、②証券口座の開設に必要なものを用意する、③証券口座に投資資金を入金することで始められます。
金
金投資の方法はさまざまで、金貨や金地金の現物購入や金に投資する投資信託、ETF、純金積立、金の先物取引などがあります。
メリットは安全性や信頼性に優れている点や、インフレ時に価格に影響を受けにくい点です。 デメリットは現物購入の場合に紛失・盗難のリスクがあることや、取引手数料が高い点です。
経済状況に寄らず安定した投資商品をお求めの方や、現物で資産を持っておきたい方におすすめの資産運用方法です。 金投資は証券会社や貴金属専門店から取引を始められます。
債権
債権は国、自治体、企業等の債券を購入し、利息と償還金を得る方法のことです。 債権のメリットは満期償還日まで利息を受け取れる点や、満期償還日には元本と利息が返還される点です。 個人向け債券のデメリットは発行体が破綻した場合、利息や償還金の支払いが滞るリスクがある点や、満期償還日前に売却する場合、損失が出る可能性がある点です。
リスクを抑えつつ、満期が決まった形で預貯金よりも高い金利を得たい方や、 少額から始められる資産運用をしたい方におすすめの資産運用方法です。 債券投資は証券会社から口座を開設して始められます。
不動産投資
不動産投資は不動産を購入し、家賃収入を得る方法のことです。一般的に、購入時は銀行とローンを組み、ローン返済額は入居者からの家賃で支払います。
不動産投資のメリットは毎月一定額の家賃収入を得られる点や、所得税、住民税の節税効果が見込める点です。不動産投資のデメリットは空室リスク、災害リスクがある点です。
定期収入を得られる資産運用を望む方や、現物投資を持ってリスク分散したい方、資産運用に時間をかけたくない方におすすめの投資方法です。
また、ある程度まとまった運用資金が必要であるイメージが強い不動産投資ですが、ローン返済は家賃収入を中心に行うため、月々の手出しは少なくなるケースも多く、運用時は金銭面の負担が少ないのが特徴です。
株式会社ベルテックスでは、頭金10万円から始められる不動産投資について、ご相談に乗らせて頂いておりますので、是非気軽にお声掛けください。
【おすすめ関連記事】002 - 不動産投資の成功率を高めるために把握すべき5つのポイント
女性投資家が覚えておきたい投資の注意点
初心者向けにおすすめの投資方法について知れたところで、次は女性投資家が覚えておきたい投資の注意点について詳しく紹介していきます。
仕組みが理解できるものを選ぶ
投資をする際は投資の仕組みが理解できるものを選びましょう。投資方法の中には、長年投資を経験しなければ分からないような専門的な知識を必要とするものもあります。
初めのうちはそのような難しい投資方法には手を出さずに、どうしてこの投資が利益や損失を生むのかを理解出来る投資方法を選ぶべきです。投資の仕組みを理解出来てこそ、初めて自分でも利益を得ることが出来るからです。
少額から始めてみる
投資をする際はまずは少額から始めましょう。投資初心者がいきなり多額の運用金を元に、投資をするのはおすすめしません。投資資金が大きい場合、得るものも大きいかもしれませんが、失うものも大きいからです。
まずは少額から投資を始めることで、投資とはどういうものかや、どうしたら利益を得られるかを学んでから、運用資金を徐々に増やしていくことをおすすめします。また、自分のリスク許容度を計るためにも、まずは少額から経験を積むのが良いでしょう。
長期で投資をする
投資をする際は長期を見通して投資しましょう。デイトレードのように短期で投資をしていくと、すぐに大きな利益を得られるかもしれませんが、リスクも大きく将来的な資産形成をしていくのは難しいです。
将来や老後を見据えて投資をするのであれば、長期でコツコツと着実に利益を見込める投資方法を選択しましょう。
活躍している女性投資家は不動産投資をやっている
女性投資家が覚えておきたい投資の注意点について知れたところで、最後は活躍している女性投資家は不動産投資をやっていることについて、詳しく紹介していきます。
投資に対する金銭面の負担が少ない
不動産投資をするのは富裕層、というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際は年収500万前後のサラリーマンが取り組める投資商品となっています。前述した通り、物件購入額は数百~数千万と高くつきますが、そのローンの返済額は自分のお金ではなく、実際に住む入居者の家賃で払います。そのため、月々の出資は抑えることが可能です。
運用が簡単
不動産投資オーナーになると、入居者とのやりとりや、運営が大変そう……といったイメージが強いですが、実は運用が簡単と言われています。管理会社に運用を任せてしまえば、つみたての投資信託と同じようにほとんど手間がかからずに運用が可能です。資産形成はしたいけど、時間はあまりかけたくないと考えている方には向いている投資と言えます。
老後も継続して収入が得られる
不動産投資は老後も継続して収入が得られるのが特徴です。 物件のローンさえ支払ってしまえば、家賃収入が継続的に得られるからです。 家賃収入はいわば不労所得であり、収入が少なくなる老後でも、年金以外の副収入を得られるのでおすすめの投資方法です。 是非、老後の資金形成に向けて、不動産投資を始めてみませんか?
まとめ
今回は女性におすすめの投資について紹介してきました。 年々、女性でも投資に取り組む人が増えてきています。投資をすることで、将来的に安定した収入を得られますし、いざという時にも資産形成をしておけば、生活面で苦労する可能性は少なくなります。
投資初心者の女性におすすめの投資方法は様々ありますが、特におすすめなのは不動産投資です。不動産投資は少額から始められるものも増えていますし、老後に向けた資産形成にぴったりの投資方法です。
投資初心者でも運用を専門家に任せれば、安心して着実に資産形成していけます。株式会社ベルテックスでは、不動産投資についてプロの専門家がお客様の資産運用の目的を把握したうえで、お客様に合ったおすすめの資産運用について相談に乗らせて頂いております。お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
ベルテックスコラム事務局
不動産コンサルタント・税理士
不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。
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ベルテックスコラム事務局
投資に取り組む女性が増えている?初心者におすすめな投資商品とは
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近年、女性が投資を始めるケースが増えていることはご存知でしょうか? 実は、働く女性で投資をする人は今増えています。将来不安等で、資産形成は男女問わず積極的に行われるようになってきています。投資に興味はあるけど、リスクが怖い…。何から始めればいいか分からない…。
この記事ではそんなお悩みを抱える女性におすすめの、初心者でも出来る投資方法を詳しく紹介していきます。これを読んで、あなたも女性投資家として一歩を踏み出してみましょう。
働く女性の過半数は実は投資家だった?!
女性の社会進出の増加や共働き世帯の増加により、働く機会が増えた女性ですが、同時に投資を始める女性も増えてきています。まずは、そんな働く女性の投資事情について詳しく紹介していきます。
女性の投資事情
2021年8月に行われた調査では、21〜49歳の働く女性のうち、現在投資に取り組んでいますか?という質問に「はい」と答えた女性が58.9%、「いいえ」と答えた女性が41.1%でした。 約6割の働く女性が投資に取り組んでいるという結果が算出されたのです。
また、投資に取り組んでいる人と取り組んでいない人で、年収や貯金・金融資産に大きな違いがあったという結果も算出されました。
「はい」と答えた女性の平均年収は359万円、平均貯金額は467万円、平均金融資産金額は799万円に対し、「いいえ」と答えた女性の平均年収は270万円、平均貯金額は165万円、平均金融資産金額は194万円と大きな差がありました。
「はい」と答えた女性が取り組んでいる投資の種類は株式投資が29.6%、つみたてNISAが29.6%、投資信託が28.9%、iDeCoが13.2%、NISAが13.2%でした。
つみたてNISAやiDeCoなど政府がサポートしているものや、安定して資産形成出来る投資方法が人気が高いようです。
女性は投資に向いている
投資で稼いでいるのは男性のイメージが強いですが、実は女性の方が男性より0.4%/年多く投資で稼いでいるという報告がありました。米資産運用大手フィデリティ・インベストメンツによって、約800万の米国証券口座を調べたことで判明したデータです。もちろん日本と米国では違いもあるでしょうが、ここでは男女でどういった違いがあるのかを見ていきましょう。
まず女性の方が投資に向いている理由として、女性よりも男性の方が35%多く取引をする傾向にありました。つまり、短期の目先の値動きに対して動かず、長期保有の傾向があるため、取引手数料がかからず、無駄なく資産形成が出来たと言えるでしょう。 また、女性の方が職場の確定拠出年金や個人年金、証券口座で、年間1%ほど多く貯蓄しているのも理由の一つです。他にも、一つの投資方法にこだわらない等、リスクを分散させている点も女性が男性よりも投資で稼いでいる要因となっています。
投資は女性の人生をさらに豊かにする
女性の投資事情について知れたところで、投資がいかに女性の人生を豊かにするかについて、詳しく紹介していきます。
収入の安定は心の安定につながる
近年、未婚女性が増えてきており、生涯未婚率は20%に迫ろうとしています。 10人に2人近くの女性が生涯を通じて結婚しないで独身で過ごすということになります。その際に不安に感じるのが老後の生活資金です。
本業だけでは足りない生活資金を、不足分を補うように投資をしていくことで、老後を過ごすための生活資金を得られます。
ライフステージの変化にも対応できる
未婚女性も増えてきてはいますが、結婚して家庭を築く女性も割合としては多いです。 家庭を築いた女性は結婚・出産・子育てと様々なライフステージを歩んでいきますが、誰もが順調にライフステージを歩んでいけるわけではありません。
経済状況の悪化による生活苦や病気やけがによって働けなくなったことによる収入減についても、考えなければなりません。 また、配偶者に依存せず、自立した生活を送りたい方にとっても、十分な資金を確保することは大切です。自分だけが自由に使える資金源があるに越したことはありません。
そんな、いざという時のライフステージにも柔軟に対応出来て、お金が必要な場面でも対応できるように投資に取り組んで資産形成をしておけば、精神的に余裕を持ちながら、いざという時のライフステージを安心して迎えることが出来るのです。
投資初心者の女性におすすめ投資法とは
投資は女性の人生を豊かにすることを知れたところで、初心者向けにおすすめの投資方法について、詳しく紹介していきます。
iDeCo
iDeCoは定年後に公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度のことです。
iDeCoのメリットは掛金が非課税となるほか、運用益、給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられている点です。iDeCoのデメリットは選ぶ商品によっては元本割れリスクがある点や、原則60歳になるまで資産を引き出せない点です。 税制メリットを活用しつつ老後資金を準備したい方や、ほかの用途の資金と老後資金を分けて管理したい方におすすめの資産運用方法です。
iDeCoの加入の申出は、iDeCoの公式サイトにある「運営管理機関一覧」に掲載されている金融機関を通じて、加入申出書を国民年金基金連合会に提出する必要があります。一部の金融機関では、オンラインで手続きすることもできます。書面で提出する場合は、加入申出書等の必要書類を、当該金融機関から入手する必要があります。
NISA
NISAは少額投資非課税制度といい、利益となる分配金・譲渡益に対して非課税期間がある制度のことで2023年までは一般NISAとつみたてNISAの二種類があり、どちらかを選んで運用します。
特につみたてで運用するNISAは、プロが運用する投資信託である点、評価の高い銘柄から投資先を選ぶ点から、投資経験が少ない方や、投資にかけられる時間が少ない方、まとまった資金がない方におすすめの資産運用方法です。
NISAの始め方は① 口座開設をする金融機関を選ぶ、②必要書類をそろえて口座開設の手続きをする、③ 投資する銘柄を選択する、④ 積立金額を設定する、⑤目論見書を確認して積立を始めるの5STEPで始められます。
NISAは2024年から制度が改変されます。新NISAでは合計で1,800万円まで非課税枠があり、1年間360万円まで(うち、つみたて枠は1年間120万円まで)投資が可能となります。
現行のNISAでは最長20年の非課税期間が設けられていましたが、新NISAでは非課税期間が撤廃され、無期限で非課税となりました。他にも、つみたて枠と通常のNISA枠を併用して使えるようになるなど、より使いやすい制度に変わります。
また、2023年中にNISAを始めれば、現行NISAで利用している非課税枠を追加で獲得できます。2024年以降は旧NISAには新規で投資ができませんが、2023年に投資したものに関しては2027年まで非課税で運用可能なので、もしまだ始めていない方は検討してみるのも良いでしょう。
外貨預金
外貨預金は日本の通貨である円を、海外の通貨であるドルやユーロなどに替えて預ける「預金」のことを指します。円で預金するよりも、外貨預金の方が一般的に金利が高いために利益を見込めます。
円預金を1年間した場合の金利は金融機関にもよりますが、年0.002%ほどであるのに対し、外貨預金の金利は年1~4%ほどで圧倒的に外貨預金の方が金利が高いです。
高金利で預金をしていきたい人や、円安時などの経済状況の変化に強い投資商品をお求めの方におすすめの資産運用方法です。外貨預金は銀行や証券会社などの金融機関から、手続きをして始められます。
REIT
REITとは、不動産投資信託を指します。 投資信託の一種で、投資対象は物流施設、ホテル、居住用の不動産などです。
メリットは少額から投資できることや、通常の株式と比べて高い配当利回りが得られる点です。 デメリットは元本が保証されていない点や、分配金の額が一定ではない点です。投資の目的が長期的である人や、自分一人で運用するのではなく、専門家による選択のもとで運用したい人におすすめの資産運用方法です。
REITの始め方は①REITの取引を行う証券会社を選ぶ、②証券口座の開設に必要なものを用意する、③証券口座に投資資金を入金することで始められます。
金
金投資の方法はさまざまで、金貨や金地金の現物購入や金に投資する投資信託、ETF、純金積立、金の先物取引などがあります。
メリットは安全性や信頼性に優れている点や、インフレ時に価格に影響を受けにくい点です。 デメリットは現物購入の場合に紛失・盗難のリスクがあることや、取引手数料が高い点です。
経済状況に寄らず安定した投資商品をお求めの方や、現物で資産を持っておきたい方におすすめの資産運用方法です。 金投資は証券会社や貴金属専門店から取引を始められます。
債権
債権は国、自治体、企業等の債券を購入し、利息と償還金を得る方法のことです。 債権のメリットは満期償還日まで利息を受け取れる点や、満期償還日には元本と利息が返還される点です。 個人向け債券のデメリットは発行体が破綻した場合、利息や償還金の支払いが滞るリスクがある点や、満期償還日前に売却する場合、損失が出る可能性がある点です。
リスクを抑えつつ、満期が決まった形で預貯金よりも高い金利を得たい方や、 少額から始められる資産運用をしたい方におすすめの資産運用方法です。 債券投資は証券会社から口座を開設して始められます。
不動産投資
不動産投資は不動産を購入し、家賃収入を得る方法のことです。一般的に、購入時は銀行とローンを組み、ローン返済額は入居者からの家賃で支払います。
不動産投資のメリットは毎月一定額の家賃収入を得られる点や、所得税、住民税の節税効果が見込める点です。不動産投資のデメリットは空室リスク、災害リスクがある点です。
定期収入を得られる資産運用を望む方や、現物投資を持ってリスク分散したい方、資産運用に時間をかけたくない方におすすめの投資方法です。
また、ある程度まとまった運用資金が必要であるイメージが強い不動産投資ですが、ローン返済は家賃収入を中心に行うため、月々の手出しは少なくなるケースも多く、運用時は金銭面の負担が少ないのが特徴です。
株式会社ベルテックスでは、頭金10万円から始められる不動産投資について、ご相談に乗らせて頂いておりますので、是非気軽にお声掛けください。
【おすすめ関連記事】002 - 不動産投資の成功率を高めるために把握すべき5つのポイント
女性投資家が覚えておきたい投資の注意点
初心者向けにおすすめの投資方法について知れたところで、次は女性投資家が覚えておきたい投資の注意点について詳しく紹介していきます。
仕組みが理解できるものを選ぶ
投資をする際は投資の仕組みが理解できるものを選びましょう。投資方法の中には、長年投資を経験しなければ分からないような専門的な知識を必要とするものもあります。
初めのうちはそのような難しい投資方法には手を出さずに、どうしてこの投資が利益や損失を生むのかを理解出来る投資方法を選ぶべきです。投資の仕組みを理解出来てこそ、初めて自分でも利益を得ることが出来るからです。
少額から始めてみる
投資をする際はまずは少額から始めましょう。投資初心者がいきなり多額の運用金を元に、投資をするのはおすすめしません。投資資金が大きい場合、得るものも大きいかもしれませんが、失うものも大きいからです。
まずは少額から投資を始めることで、投資とはどういうものかや、どうしたら利益を得られるかを学んでから、運用資金を徐々に増やしていくことをおすすめします。また、自分のリスク許容度を計るためにも、まずは少額から経験を積むのが良いでしょう。
長期で投資をする
投資をする際は長期を見通して投資しましょう。デイトレードのように短期で投資をしていくと、すぐに大きな利益を得られるかもしれませんが、リスクも大きく将来的な資産形成をしていくのは難しいです。
将来や老後を見据えて投資をするのであれば、長期でコツコツと着実に利益を見込める投資方法を選択しましょう。
活躍している女性投資家は不動産投資をやっている
女性投資家が覚えておきたい投資の注意点について知れたところで、最後は活躍している女性投資家は不動産投資をやっていることについて、詳しく紹介していきます。
投資に対する金銭面の負担が少ない
不動産投資をするのは富裕層、というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際は年収500万前後のサラリーマンが取り組める投資商品となっています。前述した通り、物件購入額は数百~数千万と高くつきますが、そのローンの返済額は自分のお金ではなく、実際に住む入居者の家賃で払います。そのため、月々の出資は抑えることが可能です。
運用が簡単
不動産投資オーナーになると、入居者とのやりとりや、運営が大変そう……といったイメージが強いですが、実は運用が簡単と言われています。管理会社に運用を任せてしまえば、つみたての投資信託と同じようにほとんど手間がかからずに運用が可能です。資産形成はしたいけど、時間はあまりかけたくないと考えている方には向いている投資と言えます。
老後も継続して収入が得られる
不動産投資は老後も継続して収入が得られるのが特徴です。 物件のローンさえ支払ってしまえば、家賃収入が継続的に得られるからです。 家賃収入はいわば不労所得であり、収入が少なくなる老後でも、年金以外の副収入を得られるのでおすすめの投資方法です。 是非、老後の資金形成に向けて、不動産投資を始めてみませんか?
まとめ
今回は女性におすすめの投資について紹介してきました。 年々、女性でも投資に取り組む人が増えてきています。投資をすることで、将来的に安定した収入を得られますし、いざという時にも資産形成をしておけば、生活面で苦労する可能性は少なくなります。
投資初心者の女性におすすめの投資方法は様々ありますが、特におすすめなのは不動産投資です。不動産投資は少額から始められるものも増えていますし、老後に向けた資産形成にぴったりの投資方法です。
投資初心者でも運用を専門家に任せれば、安心して着実に資産形成していけます。株式会社ベルテックスでは、不動産投資についてプロの専門家がお客様の資産運用の目的を把握したうえで、お客様に合ったおすすめの資産運用について相談に乗らせて頂いております。お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
ベルテックスコラム事務局
不動産コンサルタント・税理士
不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。