2023.10.12

資産運用

ベルテックスコラム事務局

日本の富裕層の定義とは?資産に対する考え方も解説

  • 日本の現状

贅沢な暮らしに憧れて、仕事や投資でお金を増やす最終目標に富裕層になることを設定する人は多いと思います。では一体、富裕層とはどのような人を指すのかご存知でしょうか。

本記事では富裕層における定義や割合、富裕層になるために欠かせないことなど、富裕層にフォーカスをあてて解説します。

日本における富裕層の定義と特徴

富裕層がどういった人たちのことを指すのか、日本において明確な定義は存在しません。

しかし、金融や流通をメインにコンサルティングを行う野村総合研究所(NRI)が、純金融保有資産の合計額(預貯金や株式、債券などの保有金融資産の合計から借入など負債を差し引いた額)を基に推計した有力な調査データがあります。

データによると富裕層は下記の通りに分類されており、世間一般に言われる富裕層の指標となります。

富裕層の種類 保有する純金融資産
超富裕層 純金融資産保有額5億円以上の世帯
富裕層 純金融資産保有額1億円以上5億円未満の世帯
準富裕層 純金融資産保有額5,000万円以上1億円未満の世帯

 そして、富裕層の人たちにはいくつか共通する特徴があることが分かりました。

  • 資産形成のためにお金を使う
  • 時間を有意義に使う
  • 健康に気を遣っている
  • 価値のあるものにお金を使う
  • 富裕層のコミュニティで交流・情報収集をする

このような特徴から、富裕層は非常に費用対効果を重視していることが分かるでしょう。
また、子どもの教育に熱心であり、子孫の代まで意識した資産管理を行っている人が多いことも共通した特徴です。

富裕層の種類

一口に富裕層といっても、その地位に至るまでの過程や状況は様々で、富裕層の中にもいくつかのタイプで分類されています。

保有資産別でみる富裕層の種類

  • キャッシュフローリッチ:年収が高く勤労収入の多い人のこと
  • ストックリッチ:株や不動産など保有資産が多い人

他にも、企業など自分一代で財を築いた人を「成功型リッチ」、贈与・相続により先祖代々裕福な家系の人を「親リッチ」などと呼びます。また、成功型リッチはキャッシュフローリッチに多く、親リッチはストックリッチに多いようです。

富裕層に多い職業

富裕層は、どのような職業に就いている人が多いのでしょうか。平均年収が高い職業1~3位は下記の通りです。

1位:パイロット
2位:医者(開業医)
3位:大学教授

それぞれの平均年収はパイロットが1,694.6万円、医者が1,169.2万円、大学教授が1,100万円です。さらに医者には開業医と勤務医の2パターンありますが、開業医の平均年収は勤務医の約1.8倍にもなります。

他にも平均年収が高い職業は経営者、弁護士や税理士などの士業、国家公務員などが挙げられ、一部の人は準富裕層に含まれるでしょう。

富裕層の年収帯

富裕層の基準値とされる純金融資産保有額1億円以上となると、一般的には年収2,000万円以上が妥当だと思われます。しかし、先述した平均年収の高い職業1位のパイロットでも平均年収は2,000万円以下です。

これを加味すると、キャッシュフローリッチは会社経営者といった独立・起業している人や著名人などが多いと言えるでしょう。国税庁の「2令和年分民間給与の実態調査結果」によれば、年収2,000万円以上を超える人口の割合は0.5%で、一握りの人に限られます。富裕層は、労働で得られる金銭とは別で資産を保有している可能性が高いと言えるでしょう。

富裕層の割合とは?世界と日本を比較

多くの人が憧れる富裕層は、どれくらいの割合で存在すると思いますか。日本における富裕層の割合や世界と比較した数値をみていきましょう。

世界で富裕層が多い国とは

世界にはどれほどの富裕層が存在するのか気になるところですが、米の調査会社Wealth-Xが発表しているデータがあります。

保有資産3,000万ドル以上の人が多い国ベスト10

順位 人口数
1位 アメリカ 12万1,465人
2位 中国 5万1,145人
3位 ドイツ 1万9,870人
4位 日本 1万6,585人
5位 香港 1万5,235人
6位 イギリス 1万4,885人
7位 カナダ 1万3,060人
8位 フランス 1万2,150人
9位 スイス 9,090人
10位 イタリア 8,500人

【参照元】Wealth-X「Wealth-X World Ultra Wealth Report2022」より抜粋・編集

2017年による同調査では2位だった日本ですが、2019年には中国に抜かれ3位に、2022年にはドイツに抜かれ4位の位置づけとなりました。変わらず1位のアメリカは超富裕層の人口数において2位と大差をつけていますが、人口数あたりの割合では香港、スイスの方が上回っています。
1位のアメリカや2位の中国と比較して人口数の少ない日本において1万6,585人もの富裕層が存在することは、非常に高い割合と言えるでしょう。

日本で資産10億円以上は何人いる?

2019年のNRIによる調査では、純金融資産5億円以上を保有する超富裕層はわずか9.0万世帯(全体比0.17%)となっています。これはつまり、約560~580人に1人の割合で富裕層が存在することになります。
日本で資産10億円以上を保有する人の明確な数値は公になっていませんが、純金融資産10億円以上となると、ここからさらに減少する見込みです。

日本の富裕層の世帯数

2021年にNRIが推計した日本の富裕層の世帯数は下記のとおりです。

年代的に見た富裕層の世帯数の推移

富裕層の世帯数は、2008年にリーマンショックの影響を受け一時は落ち込んだものの、2013年以降右肩上がりに上昇しています。
これは2013年頃より日経平均・株価が上昇したことが背景にあり、資産を築きやすい情勢であったと推測されるでしょう。

富裕層の3つの価値観

お金持ちの人は、お正月やゴールデンウイークの繁忙期に海外旅行へ行ったり、百貨店でハイブランド商品を簡単に買ったりするイメージがあるかもしれません。
しかし、実際のお金持ちは一般人が想像するイメージと相違する部分が多く、富裕層に共通する3つの価値観があります。

時間を大切にする

高年収である経営者や投資で成功している富裕層は「タイムイズマネー」の精神を持っています。そのためお金を稼ぐための方法を学び続け、情報収集をするのに時間を費やす人が多いようです。
反対に富裕層は休日にネットサーフィンをして1日中ゴロゴロしたり、オンラインゲームに長時間を費やす人はほとんどいません。
富裕層は限られた時間でできることに重きを置くため、時間の使い方が上手く、時間価値を高めることが得意なのです。

買うものを吟味する

富裕層は、使い切れないほどのお金を持っているため、欲しいものはとりあえず何でも買っていると思う人が多いかもしれません。
しかし、実際には世間のイメージとは全く異なり、慎重に商品の価値を吟味します。
例えば、富裕層は不動産の購入を検討する際には売却戦略を重要視し、経年による資産価値の下落率が低いものを選定するのです。
時間を大切にするのと同様、富裕層は資産価値の高い商品を好む傾向にあります。
商品自体に価値があると判断すると高額な商品でも購入するので、一般人の目線からするとお金の使い方が豪快に思えるかもしれません。

資産形成に不動産投資は欠かせない

現状で準富裕層未満の世帯が1代で富裕層の仲間入りを果たしたいならば、不動産投資による資産形成が欠かせません。実際にも富裕層の中には、不動産を所有する人がとても多く存在しています。

様々な資産形成の方法がある中でも不動産投資が欠かせない理由は、その仕組みにあるでしょう。
不動産投資は金融機関からのローンを利用して物件を購入し、第三者である入居者に貸し出すことで家賃収入を得られます。
ローン返済を家賃収入から行うため、上手くいけば自身の貯蓄や給与から手出しをすることなくローンを完済し、大きな資産も手に入るのです。
ローン完済後は、家賃収入が不労所得としてそのまま利益にできます。もしも、現金がまとまった現金が必要となった場合でも、物件を売却することにより現金化することも可能です。

不動産投資は、将来着実に富裕層の仲間入りをするに向け、欠かせないロードマップでしょう。

これから賢く資産を築くために

大学を卒業後22歳で会社員になり、定年が引き上げられ65歳まで働いたと仮定しましょう。
人生の平均年収が500万円とすると、43年を掛けると生涯で稼げる金額は2億1,500万円です。人生の平均年収を700万円としても、せいぜい3億100万円でしょう。そこから日々の住宅費や日用品費などを差し引くと、一般の会社員が富裕層になることは到底できません。現状富裕層ではない人がこれから富裕層を目指すには、今よりも資産を大きく増やすことが必要です。今から時間をかけて着実に資産運用を行うには、ある程度の貯蓄をして株や不動産による投資をすることが有効的でしょう。

しかし、株やFX等の先物投資では伴うリスクが大きく、知識が乏しい初心者が半永久的に収益を上げ続けるのは、非常に不安定な方法です。株やFXを行う際は、その投資に費やす資金を全額失っても諦められる状態でスタートさせましょう。

不動産投資は自分次第で伴うリスクを限りなく下げることができるうえ、本業で忙しい会社員などにも嬉しいメリットがたくさんあります。

不動産投資のメリット

  • ミドルリスク、安定的リターン
  • 節税効果を得られる
  • 保険代わりになる
  • 自己資金を少なく始められる
  • レバレッジ効果で少ない資金で大きな利益率をあげられる
  • 自分次第で成功するためのコントロールが可能
  • 購入後の手間がかからない

所有する投資物件を雪だるま式に増やしていくことで、リスク分散にもなるので賢い資産形成の方法と言えるでしょう。

まとめ

富裕層について、頭の中が整理できたでしょうか。

本記事では富裕層の定義や特徴について解説し、実際の職業・年収やどれほどの割合で存在するのか、解説してきました。
富裕層に共通する3つの価値観を大切にしながら不動産投資による資産形成を行えば、富裕層の仲間入りを果たすことができるかもしれません。
「自分はお金持ちにはなれない」と諦めてしまっている人でも、準富裕層・富裕層への第一歩として不動産投資に挑戦してみましょう。

ベルテックスでは不動産にまつわる資産形成セミナーを開催しています。ご自宅からオンラインでご参加いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。

2023.10.12

資産運用

ベルテックスコラム事務局

日本の富裕層の定義とは?資産に対する考え方も解説

  • 日本の現状

贅沢な暮らしに憧れて、仕事や投資でお金を増やす最終目標に富裕層になることを設定する人は多いと思います。では一体、富裕層とはどのような人を指すのかご存知でしょうか。

本記事では富裕層における定義や割合、富裕層になるために欠かせないことなど、富裕層にフォーカスをあてて解説します。

日本における富裕層の定義と特徴

富裕層がどういった人たちのことを指すのか、日本において明確な定義は存在しません。

しかし、金融や流通をメインにコンサルティングを行う野村総合研究所(NRI)が、純金融保有資産の合計額(預貯金や株式、債券などの保有金融資産の合計から借入など負債を差し引いた額)を基に推計した有力な調査データがあります。

データによると富裕層は下記の通りに分類されており、世間一般に言われる富裕層の指標となります。

富裕層の種類 保有する純金融資産
超富裕層 純金融資産保有額5億円以上の世帯
富裕層 純金融資産保有額1億円以上5億円未満の世帯
準富裕層 純金融資産保有額5,000万円以上1億円未満の世帯

 そして、富裕層の人たちにはいくつか共通する特徴があることが分かりました。

  • 資産形成のためにお金を使う
  • 時間を有意義に使う
  • 健康に気を遣っている
  • 価値のあるものにお金を使う
  • 富裕層のコミュニティで交流・情報収集をする

このような特徴から、富裕層は非常に費用対効果を重視していることが分かるでしょう。
また、子どもの教育に熱心であり、子孫の代まで意識した資産管理を行っている人が多いことも共通した特徴です。

富裕層の種類

一口に富裕層といっても、その地位に至るまでの過程や状況は様々で、富裕層の中にもいくつかのタイプで分類されています。

保有資産別でみる富裕層の種類

  • キャッシュフローリッチ:年収が高く勤労収入の多い人のこと
  • ストックリッチ:株や不動産など保有資産が多い人

他にも、企業など自分一代で財を築いた人を「成功型リッチ」、贈与・相続により先祖代々裕福な家系の人を「親リッチ」などと呼びます。また、成功型リッチはキャッシュフローリッチに多く、親リッチはストックリッチに多いようです。

富裕層に多い職業

富裕層は、どのような職業に就いている人が多いのでしょうか。平均年収が高い職業1~3位は下記の通りです。

1位:パイロット
2位:医者(開業医)
3位:大学教授

それぞれの平均年収はパイロットが1,694.6万円、医者が1,169.2万円、大学教授が1,100万円です。さらに医者には開業医と勤務医の2パターンありますが、開業医の平均年収は勤務医の約1.8倍にもなります。

他にも平均年収が高い職業は経営者、弁護士や税理士などの士業、国家公務員などが挙げられ、一部の人は準富裕層に含まれるでしょう。

富裕層の年収帯

富裕層の基準値とされる純金融資産保有額1億円以上となると、一般的には年収2,000万円以上が妥当だと思われます。しかし、先述した平均年収の高い職業1位のパイロットでも平均年収は2,000万円以下です。

これを加味すると、キャッシュフローリッチは会社経営者といった独立・起業している人や著名人などが多いと言えるでしょう。国税庁の「2令和年分民間給与の実態調査結果」によれば、年収2,000万円以上を超える人口の割合は0.5%で、一握りの人に限られます。富裕層は、労働で得られる金銭とは別で資産を保有している可能性が高いと言えるでしょう。

富裕層の割合とは?世界と日本を比較

多くの人が憧れる富裕層は、どれくらいの割合で存在すると思いますか。日本における富裕層の割合や世界と比較した数値をみていきましょう。

世界で富裕層が多い国とは

世界にはどれほどの富裕層が存在するのか気になるところですが、米の調査会社Wealth-Xが発表しているデータがあります。

保有資産3,000万ドル以上の人が多い国ベスト10

順位 人口数
1位 アメリカ 12万1,465人
2位 中国 5万1,145人
3位 ドイツ 1万9,870人
4位 日本 1万6,585人
5位 香港 1万5,235人
6位 イギリス 1万4,885人
7位 カナダ 1万3,060人
8位 フランス 1万2,150人
9位 スイス 9,090人
10位 イタリア 8,500人

【参照元】Wealth-X「Wealth-X World Ultra Wealth Report2022」より抜粋・編集

2017年による同調査では2位だった日本ですが、2019年には中国に抜かれ3位に、2022年にはドイツに抜かれ4位の位置づけとなりました。変わらず1位のアメリカは超富裕層の人口数において2位と大差をつけていますが、人口数あたりの割合では香港、スイスの方が上回っています。
1位のアメリカや2位の中国と比較して人口数の少ない日本において1万6,585人もの富裕層が存在することは、非常に高い割合と言えるでしょう。

日本で資産10億円以上は何人いる?

2019年のNRIによる調査では、純金融資産5億円以上を保有する超富裕層はわずか9.0万世帯(全体比0.17%)となっています。これはつまり、約560~580人に1人の割合で富裕層が存在することになります。
日本で資産10億円以上を保有する人の明確な数値は公になっていませんが、純金融資産10億円以上となると、ここからさらに減少する見込みです。

日本の富裕層の世帯数

2021年にNRIが推計した日本の富裕層の世帯数は下記のとおりです。

年代的に見た富裕層の世帯数の推移

富裕層の世帯数は、2008年にリーマンショックの影響を受け一時は落ち込んだものの、2013年以降右肩上がりに上昇しています。
これは2013年頃より日経平均・株価が上昇したことが背景にあり、資産を築きやすい情勢であったと推測されるでしょう。

富裕層の3つの価値観

お金持ちの人は、お正月やゴールデンウイークの繁忙期に海外旅行へ行ったり、百貨店でハイブランド商品を簡単に買ったりするイメージがあるかもしれません。
しかし、実際のお金持ちは一般人が想像するイメージと相違する部分が多く、富裕層に共通する3つの価値観があります。

時間を大切にする

高年収である経営者や投資で成功している富裕層は「タイムイズマネー」の精神を持っています。そのためお金を稼ぐための方法を学び続け、情報収集をするのに時間を費やす人が多いようです。
反対に富裕層は休日にネットサーフィンをして1日中ゴロゴロしたり、オンラインゲームに長時間を費やす人はほとんどいません。
富裕層は限られた時間でできることに重きを置くため、時間の使い方が上手く、時間価値を高めることが得意なのです。

買うものを吟味する

富裕層は、使い切れないほどのお金を持っているため、欲しいものはとりあえず何でも買っていると思う人が多いかもしれません。
しかし、実際には世間のイメージとは全く異なり、慎重に商品の価値を吟味します。
例えば、富裕層は不動産の購入を検討する際には売却戦略を重要視し、経年による資産価値の下落率が低いものを選定するのです。
時間を大切にするのと同様、富裕層は資産価値の高い商品を好む傾向にあります。
商品自体に価値があると判断すると高額な商品でも購入するので、一般人の目線からするとお金の使い方が豪快に思えるかもしれません。

資産形成に不動産投資は欠かせない

現状で準富裕層未満の世帯が1代で富裕層の仲間入りを果たしたいならば、不動産投資による資産形成が欠かせません。実際にも富裕層の中には、不動産を所有する人がとても多く存在しています。

様々な資産形成の方法がある中でも不動産投資が欠かせない理由は、その仕組みにあるでしょう。
不動産投資は金融機関からのローンを利用して物件を購入し、第三者である入居者に貸し出すことで家賃収入を得られます。
ローン返済を家賃収入から行うため、上手くいけば自身の貯蓄や給与から手出しをすることなくローンを完済し、大きな資産も手に入るのです。
ローン完済後は、家賃収入が不労所得としてそのまま利益にできます。もしも、現金がまとまった現金が必要となった場合でも、物件を売却することにより現金化することも可能です。

不動産投資は、将来着実に富裕層の仲間入りをするに向け、欠かせないロードマップでしょう。

これから賢く資産を築くために

大学を卒業後22歳で会社員になり、定年が引き上げられ65歳まで働いたと仮定しましょう。
人生の平均年収が500万円とすると、43年を掛けると生涯で稼げる金額は2億1,500万円です。人生の平均年収を700万円としても、せいぜい3億100万円でしょう。そこから日々の住宅費や日用品費などを差し引くと、一般の会社員が富裕層になることは到底できません。現状富裕層ではない人がこれから富裕層を目指すには、今よりも資産を大きく増やすことが必要です。今から時間をかけて着実に資産運用を行うには、ある程度の貯蓄をして株や不動産による投資をすることが有効的でしょう。

しかし、株やFX等の先物投資では伴うリスクが大きく、知識が乏しい初心者が半永久的に収益を上げ続けるのは、非常に不安定な方法です。株やFXを行う際は、その投資に費やす資金を全額失っても諦められる状態でスタートさせましょう。

不動産投資は自分次第で伴うリスクを限りなく下げることができるうえ、本業で忙しい会社員などにも嬉しいメリットがたくさんあります。

不動産投資のメリット

  • ミドルリスク、安定的リターン
  • 節税効果を得られる
  • 保険代わりになる
  • 自己資金を少なく始められる
  • レバレッジ効果で少ない資金で大きな利益率をあげられる
  • 自分次第で成功するためのコントロールが可能
  • 購入後の手間がかからない

所有する投資物件を雪だるま式に増やしていくことで、リスク分散にもなるので賢い資産形成の方法と言えるでしょう。

まとめ

富裕層について、頭の中が整理できたでしょうか。

本記事では富裕層の定義や特徴について解説し、実際の職業・年収やどれほどの割合で存在するのか、解説してきました。
富裕層に共通する3つの価値観を大切にしながら不動産投資による資産形成を行えば、富裕層の仲間入りを果たすことができるかもしれません。
「自分はお金持ちにはなれない」と諦めてしまっている人でも、準富裕層・富裕層への第一歩として不動産投資に挑戦してみましょう。

ベルテックスでは不動産にまつわる資産形成セミナーを開催しています。ご自宅からオンラインでご参加いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。