2023.10.12

資産運用

ベルテックスコラム事務局

【2023年最新版】不労所得で生活するためのおすすめの方法ご紹介

  • 年収・収入
  • 投資の種類・方法
  • 資産形成
  • 副業
  • 不労所得

仕事による労働の対価以外で収入を得られる「不労所得」は、誰しも一度は憧れを抱くものです。しかし、「自分には知識がないから無理だ」と諦めてしまう人も多くいることでしょう。

今回は、不労所得を得られる仕組みや種類、おすすめの方法について解説します。

不労所得だけで生活は実現可能なのか?

労働に時間を費やすことなく自由な時間とお金を手に入れることができたら、自分の好きなことをして充実した人生を送ることができます。
では、実際に不労所得だけで生活することは可能なのでしょうか。

月10万円稼ぐことは可能

まず覚えておきたいことは、誰もが簡単に稼げる不労所得は存在しないことです。
昨今SNSの普及により、「スマホ1つで簡単に稼げます」など気を引く謳い文句による詐欺まがいなビジネスモデルが横行しています。
例えば、不労所得の1つである投資ではリスクとリターンが必ず比例しているので、「ローリスク・ハイリターン」のうまい話に乗ってはいけません。その他の不労所得も同じことが言えます。

現実的な話をすると、不労所得でも月10万円程度であれば稼ぐことは可能です。
ただし、継続して収入を得るためには労力を要し、簡単ではないことを覚えておきましょう。

やめておいた方が良いと言われる理由

世間では「不労所得はやめておけ」と言われることもよくあります。
理由としては「結果がでるまでに時間がかかること」や「元手が必要でリスクを伴うこと」などが挙げられるでしょう。
そのため、人それぞれの置かれている環境で向き不向きがあると言えます。不労所得を得る仕組みを確立するまで継続ができない人は結果的に時間の無駄になってしまうため、根気よく作業が続けられない人はやめておいた方がよいでしょう。

不労所得を得るための基本的な考え方

では、不労所得を得るためにはどうしたらいいのか、ここが気になるポイントだと思います。
不労所得は「定期的に収入が入る仕組みを作る」方法と、「資産運用する」方法の主に2パターンがあります。
では、それぞれどのような種類の不労所得があるのか、内容をみていきましょう。

定期的に収入が入る仕組みを作る  

まず、自身で定期的に収入が入る仕組みを一度確立してしまえば、大きな不労所得になることが期待できます。しかし、稼げるまでに1年以上かかってしまったり、時間をかけても必ずしも努力が不労所得に結び付かないこともあります。

以下、定期的に収入が入る仕組みについて、みていきましょう。

アプリ制作

プログラマーなど、専門的知識・技術を持つ方におすすめなのがアプリ(アプリケーションソフトウェアの略)制作です。
スマホの普及により地図などの調べものやゲームなど、私たちの生活にアプリは欠かせない存在となっています。消費者にとって有益なアプリの制作をして、利用料を支払ってもらうことにより不労所得の収入に繋げられるでしょう。
アプリ制作による不労所得では、広告収益という方法もあります。ダウンロードユーザーがアプリを起動し、画面上に表示される広告をクリックしたり購入することで、アプリの開発者に広告料が支払われるシステムです。
ただし、個人制作によるアプリで大きな広告料を不労所得として期待するのは、やめておいた方が無難でしょう。

SNSインフルエンサー  

SNSインフルエンサーとは、YoutubeやInstagramなどインターネット配信により世間に大きな影響を与える人たちのことです。Instagramの普及でより大きな話題となったSNSインフルエンサーは、多くのジャンルで様々な人が活躍しています。
SNSインフルエンサーは、コスメやファッションなど企業商品を紹介することで企業側から広告料を得ていますが、影響力を持つカリスマ性が重要となるでしょう。
さらにその分野に特化した専門的知識やアイデア、営業力も必要となるためハードルは高めといえます。

アフィリエイターとしてブログを作成  

1996年にアメリカで生まれ、2004年以降日本でも普及し始めたのがアフィリエイトです。
インターネットの普及に伴って加速したアフィリエイトは、サイト上の広告表示を読者がクリック・購入することで報酬を得られる仕組みになっています。
個人がアフィリエイターとして不労収入を得るためには広告表示するブログを作成し、検索エンジンでいかにブログページをインターネットの上位に表示させるかがポイントです。
収益発生には1年以上かかるとも言われており、現在ではInstagramやTwitterで集客をして、ブログページへ呼び寄せる人も多くいます。継続して更新を続けることや、人の興味を引くテーマ選定が重要になります。

ポイントサイトの利用

ポイントサイトを利用してポイントを貯めたり、アンケートや懸賞・モニターによって不労所得を得る選択肢もあります。
サイトによっては金銭で対価を受け取る方法もありますが、どちらかと言うとポイントを取得して生活用品などを購入する方法です。中には、航空会社のマイルを貯めてお金をかけず旅行する人もいるなど、ポイントサイトの有効活用はお得感があります。
しかし、収益性は限定的でこれだけで生活をするのは難しいでしょう。

印税収入

資産性の高い不労所得として、印税収入があります。
印税収入と聞くと、世に売れる書籍を出版する必要があり自分には出来ないと思う人も多いかもしれません。
一見ハードルが高いものに思えますが、昨今では素人にもおすすめの印税収入を得る方法として電子書籍出版があります。
店頭で並べる本を出版するには、まとまった自己資金が必要なうえ著者への印税は5~10%程度です。しかし、Amazonの提供するKindle出版を例にすると、数万円程度の資金から出版が可能で印税を35%か70%で選択することができます。
売れる商品にするためにはテクニックが必要ですが、在庫を持たず、一度出版すると半永久的に収入の柱となるため堅実な方法です。

資産を運用する  

自身で定期的に収入を得るための仕組みについていくつかご紹介しましたが、次は資産を運用するやり方をご紹介します。
資産運用で不労所得を得るための方法は、主に投資によるものです。
先述のパターンとは違い、即金性があるものの損失リスクが伴う点が大きな違いといえるでしょう。

以下、投資方法をいくつかご紹介します。

不動産投資  

投資でメジャーな手法の1つが、ミドルリスク・ミドルリターンである不動産投資です。
一般的に金融機関から資金の借入を行い、物件を購入して不動産大家になり、入居者から家賃収入を得ます。入居者がいれば継続的に家賃として収益を得られ、比較的安定していることが特徴です。
ローンを活用することで、手元の自己資金だけでは得られないレバレッジ効果とよばれる高い収益性をあげることができます。うまくいくと物件を手放す際、売却益を得られることもあるでしょう。
不動産投資は、スタート後に2棟、3棟と物件を増やしていくことで、大家業だけで生活していくことは十分に可能です。
しかし、借入のローン審査をクリアすることが大きな壁となり、現実的にスタートできる人が限定的であることも挙げられます。

株式・FX投資  

もう1つメジャーな手法が、ハイリスク・ハイリターンである株式・FX投資です。
土地や建物を扱う現物投資である不動産投資と大きな違いは、将来の値動きの変動をあらかじめ予想して約束をする先物取引であることでしょう。
株式とFXには投資対象や取引時間、インカムゲインやキャピタルゲインなど様々な違いがありますが、いずれも共通しているのは、将来の値動きの変動を予測することが非常に困難でありリスキーなことで、特にFXは値動きの予想がしづらい傾向にあります。
大きな不労所得を手にできる夢のある方法ですが、世界の経済状況や先物投資に関する専門的な知識が乏しいうちは、安易に手を出すと大きな損失を招いてしまうこともあるでしょう。

ビジネス投資  

最近のビジネス投資は、従来の事業資金に出資して取引などで利益を得る方法からビジネスチェンジしてきました。
現在主流なビジネス投資というと、先述のSNSインフルエンサーの収入形態と類似しており、YoutubeやInstagramのコンテンツで商品を紹介して、売上に応じて報酬が支払われる仕組みです。
フォロワー数を伸ばし続け、継続的に商品の紹介を行う必要があり、画像・動画編集も必要となると相当な時間・労力を要するでしょう。
ヒットすれば大きな収益を期待できますが、まずヒットが期待できるアカウントの作成が大変ですし、利用規約に触れる内容投稿をすればアカウント自体が削除されてしまうことが懸念されます。そうなってしまうと、収入が途絶えてしまい0からのリスタートとなるため簡単に元の収益に戻すことができません。

投資信託  

投資信託は、専門家であるファンドマネージャーが投資家から集めた資金を代行して管理および運用をします。運用利益がでると投資家に還元され、初心者でも簡単に投資がスタートできるのが利点です。
リスクを少なくするために分散投資を行ったり、税制優遇のためにNISAやつみたてNISAを活用することもできます。さらに、100円から1万円程度でスタートすることもできて、株式やFXよりも基準差額で値動きを把握しやすいことも利点でしょう。
投資信託にも元本割れの可能性が伴いますが、ローリスク・ローリターンで投資としては初心者におすすめです。投資信託の種類や証券会社によって手数料のコストが違うので、正確に把握しておくことが重要です。

駐車場経営  

最後にご紹介するのは、駐車場経営です。
同じ不動産投資の中でも、マンション・アパート経営と比較すると収益性は劣りますが、駐車場経営にはメリットが多くあります。
初期費用が少なく済み、管理にもあまり手間がかかりません。変形地でもすぐにスタートできて、災害などの被害を受けにくいため、不動産経営で建物にかかるリスクを恐れる人にもおすすめです。
しかし、住宅用地でないため固定資産税などの税率優遇を受けることはできません。
駐車場として需要のある土地を見極めることが重要になりますが、ローリスクであるため始めやすい投資でしょう。

収入が入らない可能性もあることを知る

様々な不労所得について説明しましたが、いずれの方法でも成功するか否かは別の話です。収入が入らないだけではなく、マイナスになる可能性もあることを念頭に入れておかなくてはいけません。
予期せぬリスク・トラブルの発生により、大損失となってしまうこともあり得ます。
結果として不労所得のみで生計を立てているのは、ごく一部の人に限られるでしょう。

不動産投資は中でも現実的な道  

不労所得だけで生計を立てるはとても難しいことが理解できたでしょうか。
ここからは、不動産投資が中でも現実的な不労所得を得る仕組みであることを解説します。

本業との両立がしやすい  

1つ目の理由は、本業との両立がしやすいことです。
不動産投資をスタートすると、入退去の手続きや建物メンテナンスなど物件の管理していくことになります。
管理形態には、自分ですべてを行う自主管理と、管理会社へ依頼する管理委託の2つがありますが、後者を選択することで、大家として行う業務は管理会社からの電話・メール対応、毎月の収支明細書の確認のみです。
効率的に運用することができるため、会社員など本業のある人でも参入しやすいでしょう。

ローンで資金を調達できる  

2つ目の理由は、ローンで資金調達できる点です。
先述のとおり、不動産投資の特徴の1つに「レバレッジ効果」があります。収益の高い投資には元手資金が必要となりますが、ローンを利用することで自分では成しえなかった資金を調達することができる点も不動産投資が人気の理由です。
そうは言っても、投資用物件の購入にあたり頭金を準備せずフルローンを組むことは推奨されておらず、金融機関の審査も通過しづらくなります。
ローン審査では個人の属性や頭金に加えて物件の収益性などをくまなく確認されるので、金融機関からの質問事項や指摘に対処できるようにしておきましょう。

価格変動リスクが少ない

3つ目の理由は、価格変動リスクが少ない点です。
現物そのものに価値がある不動産は、経済状況が悪化しても家賃が急激に下落する現象が起こらず、インフレに強いと言われています。
また、一般的に建物の経年劣化に伴い将来に向かって家賃下落をしていくものですが、需要のある物件を選定することで家賃下落を防ぐリスク回避を自分で行うことができます。

まとめ

本記事では様々な不労所得について解説しましたが、中でも不動産投資は安定していて労力があまりかからない不労所得の道であることをお伝えしました。購入後に管理を委託してしまえば、ほとんど労力を要することなく運用していくことが可能です。
堅実に不労所得を得るためには、ミドルリスク・ミドルリターンである不動産投資がおすすめです。

ベルテックスでは不動産にまつわる資産形成セミナーを開催しています。ご自宅からオンラインでご参加いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。

2023.10.12

資産運用

ベルテックスコラム事務局

【2023年最新版】不労所得で生活するためのおすすめの方法ご紹介

  • 年収・収入
  • 投資の種類・方法
  • 資産形成
  • 副業
  • 不労所得

仕事による労働の対価以外で収入を得られる「不労所得」は、誰しも一度は憧れを抱くものです。しかし、「自分には知識がないから無理だ」と諦めてしまう人も多くいることでしょう。

今回は、不労所得を得られる仕組みや種類、おすすめの方法について解説します。

不労所得だけで生活は実現可能なのか?

労働に時間を費やすことなく自由な時間とお金を手に入れることができたら、自分の好きなことをして充実した人生を送ることができます。
では、実際に不労所得だけで生活することは可能なのでしょうか。

月10万円稼ぐことは可能

まず覚えておきたいことは、誰もが簡単に稼げる不労所得は存在しないことです。
昨今SNSの普及により、「スマホ1つで簡単に稼げます」など気を引く謳い文句による詐欺まがいなビジネスモデルが横行しています。
例えば、不労所得の1つである投資ではリスクとリターンが必ず比例しているので、「ローリスク・ハイリターン」のうまい話に乗ってはいけません。その他の不労所得も同じことが言えます。

現実的な話をすると、不労所得でも月10万円程度であれば稼ぐことは可能です。
ただし、継続して収入を得るためには労力を要し、簡単ではないことを覚えておきましょう。

やめておいた方が良いと言われる理由

世間では「不労所得はやめておけ」と言われることもよくあります。
理由としては「結果がでるまでに時間がかかること」や「元手が必要でリスクを伴うこと」などが挙げられるでしょう。
そのため、人それぞれの置かれている環境で向き不向きがあると言えます。不労所得を得る仕組みを確立するまで継続ができない人は結果的に時間の無駄になってしまうため、根気よく作業が続けられない人はやめておいた方がよいでしょう。

不労所得を得るための基本的な考え方

では、不労所得を得るためにはどうしたらいいのか、ここが気になるポイントだと思います。
不労所得は「定期的に収入が入る仕組みを作る」方法と、「資産運用する」方法の主に2パターンがあります。
では、それぞれどのような種類の不労所得があるのか、内容をみていきましょう。

定期的に収入が入る仕組みを作る  

まず、自身で定期的に収入が入る仕組みを一度確立してしまえば、大きな不労所得になることが期待できます。しかし、稼げるまでに1年以上かかってしまったり、時間をかけても必ずしも努力が不労所得に結び付かないこともあります。

以下、定期的に収入が入る仕組みについて、みていきましょう。

アプリ制作

プログラマーなど、専門的知識・技術を持つ方におすすめなのがアプリ(アプリケーションソフトウェアの略)制作です。
スマホの普及により地図などの調べものやゲームなど、私たちの生活にアプリは欠かせない存在となっています。消費者にとって有益なアプリの制作をして、利用料を支払ってもらうことにより不労所得の収入に繋げられるでしょう。
アプリ制作による不労所得では、広告収益という方法もあります。ダウンロードユーザーがアプリを起動し、画面上に表示される広告をクリックしたり購入することで、アプリの開発者に広告料が支払われるシステムです。
ただし、個人制作によるアプリで大きな広告料を不労所得として期待するのは、やめておいた方が無難でしょう。

SNSインフルエンサー  

SNSインフルエンサーとは、YoutubeやInstagramなどインターネット配信により世間に大きな影響を与える人たちのことです。Instagramの普及でより大きな話題となったSNSインフルエンサーは、多くのジャンルで様々な人が活躍しています。
SNSインフルエンサーは、コスメやファッションなど企業商品を紹介することで企業側から広告料を得ていますが、影響力を持つカリスマ性が重要となるでしょう。
さらにその分野に特化した専門的知識やアイデア、営業力も必要となるためハードルは高めといえます。

アフィリエイターとしてブログを作成  

1996年にアメリカで生まれ、2004年以降日本でも普及し始めたのがアフィリエイトです。
インターネットの普及に伴って加速したアフィリエイトは、サイト上の広告表示を読者がクリック・購入することで報酬を得られる仕組みになっています。
個人がアフィリエイターとして不労収入を得るためには広告表示するブログを作成し、検索エンジンでいかにブログページをインターネットの上位に表示させるかがポイントです。
収益発生には1年以上かかるとも言われており、現在ではInstagramやTwitterで集客をして、ブログページへ呼び寄せる人も多くいます。継続して更新を続けることや、人の興味を引くテーマ選定が重要になります。

ポイントサイトの利用

ポイントサイトを利用してポイントを貯めたり、アンケートや懸賞・モニターによって不労所得を得る選択肢もあります。
サイトによっては金銭で対価を受け取る方法もありますが、どちらかと言うとポイントを取得して生活用品などを購入する方法です。中には、航空会社のマイルを貯めてお金をかけず旅行する人もいるなど、ポイントサイトの有効活用はお得感があります。
しかし、収益性は限定的でこれだけで生活をするのは難しいでしょう。

印税収入

資産性の高い不労所得として、印税収入があります。
印税収入と聞くと、世に売れる書籍を出版する必要があり自分には出来ないと思う人も多いかもしれません。
一見ハードルが高いものに思えますが、昨今では素人にもおすすめの印税収入を得る方法として電子書籍出版があります。
店頭で並べる本を出版するには、まとまった自己資金が必要なうえ著者への印税は5~10%程度です。しかし、Amazonの提供するKindle出版を例にすると、数万円程度の資金から出版が可能で印税を35%か70%で選択することができます。
売れる商品にするためにはテクニックが必要ですが、在庫を持たず、一度出版すると半永久的に収入の柱となるため堅実な方法です。

資産を運用する  

自身で定期的に収入を得るための仕組みについていくつかご紹介しましたが、次は資産を運用するやり方をご紹介します。
資産運用で不労所得を得るための方法は、主に投資によるものです。
先述のパターンとは違い、即金性があるものの損失リスクが伴う点が大きな違いといえるでしょう。

以下、投資方法をいくつかご紹介します。

不動産投資  

投資でメジャーな手法の1つが、ミドルリスク・ミドルリターンである不動産投資です。
一般的に金融機関から資金の借入を行い、物件を購入して不動産大家になり、入居者から家賃収入を得ます。入居者がいれば継続的に家賃として収益を得られ、比較的安定していることが特徴です。
ローンを活用することで、手元の自己資金だけでは得られないレバレッジ効果とよばれる高い収益性をあげることができます。うまくいくと物件を手放す際、売却益を得られることもあるでしょう。
不動産投資は、スタート後に2棟、3棟と物件を増やしていくことで、大家業だけで生活していくことは十分に可能です。
しかし、借入のローン審査をクリアすることが大きな壁となり、現実的にスタートできる人が限定的であることも挙げられます。

株式・FX投資  

もう1つメジャーな手法が、ハイリスク・ハイリターンである株式・FX投資です。
土地や建物を扱う現物投資である不動産投資と大きな違いは、将来の値動きの変動をあらかじめ予想して約束をする先物取引であることでしょう。
株式とFXには投資対象や取引時間、インカムゲインやキャピタルゲインなど様々な違いがありますが、いずれも共通しているのは、将来の値動きの変動を予測することが非常に困難でありリスキーなことで、特にFXは値動きの予想がしづらい傾向にあります。
大きな不労所得を手にできる夢のある方法ですが、世界の経済状況や先物投資に関する専門的な知識が乏しいうちは、安易に手を出すと大きな損失を招いてしまうこともあるでしょう。

ビジネス投資  

最近のビジネス投資は、従来の事業資金に出資して取引などで利益を得る方法からビジネスチェンジしてきました。
現在主流なビジネス投資というと、先述のSNSインフルエンサーの収入形態と類似しており、YoutubeやInstagramのコンテンツで商品を紹介して、売上に応じて報酬が支払われる仕組みです。
フォロワー数を伸ばし続け、継続的に商品の紹介を行う必要があり、画像・動画編集も必要となると相当な時間・労力を要するでしょう。
ヒットすれば大きな収益を期待できますが、まずヒットが期待できるアカウントの作成が大変ですし、利用規約に触れる内容投稿をすればアカウント自体が削除されてしまうことが懸念されます。そうなってしまうと、収入が途絶えてしまい0からのリスタートとなるため簡単に元の収益に戻すことができません。

投資信託  

投資信託は、専門家であるファンドマネージャーが投資家から集めた資金を代行して管理および運用をします。運用利益がでると投資家に還元され、初心者でも簡単に投資がスタートできるのが利点です。
リスクを少なくするために分散投資を行ったり、税制優遇のためにNISAやつみたてNISAを活用することもできます。さらに、100円から1万円程度でスタートすることもできて、株式やFXよりも基準差額で値動きを把握しやすいことも利点でしょう。
投資信託にも元本割れの可能性が伴いますが、ローリスク・ローリターンで投資としては初心者におすすめです。投資信託の種類や証券会社によって手数料のコストが違うので、正確に把握しておくことが重要です。

駐車場経営  

最後にご紹介するのは、駐車場経営です。
同じ不動産投資の中でも、マンション・アパート経営と比較すると収益性は劣りますが、駐車場経営にはメリットが多くあります。
初期費用が少なく済み、管理にもあまり手間がかかりません。変形地でもすぐにスタートできて、災害などの被害を受けにくいため、不動産経営で建物にかかるリスクを恐れる人にもおすすめです。
しかし、住宅用地でないため固定資産税などの税率優遇を受けることはできません。
駐車場として需要のある土地を見極めることが重要になりますが、ローリスクであるため始めやすい投資でしょう。

収入が入らない可能性もあることを知る

様々な不労所得について説明しましたが、いずれの方法でも成功するか否かは別の話です。収入が入らないだけではなく、マイナスになる可能性もあることを念頭に入れておかなくてはいけません。
予期せぬリスク・トラブルの発生により、大損失となってしまうこともあり得ます。
結果として不労所得のみで生計を立てているのは、ごく一部の人に限られるでしょう。

不動産投資は中でも現実的な道  

不労所得だけで生計を立てるはとても難しいことが理解できたでしょうか。
ここからは、不動産投資が中でも現実的な不労所得を得る仕組みであることを解説します。

本業との両立がしやすい  

1つ目の理由は、本業との両立がしやすいことです。
不動産投資をスタートすると、入退去の手続きや建物メンテナンスなど物件の管理していくことになります。
管理形態には、自分ですべてを行う自主管理と、管理会社へ依頼する管理委託の2つがありますが、後者を選択することで、大家として行う業務は管理会社からの電話・メール対応、毎月の収支明細書の確認のみです。
効率的に運用することができるため、会社員など本業のある人でも参入しやすいでしょう。

ローンで資金を調達できる  

2つ目の理由は、ローンで資金調達できる点です。
先述のとおり、不動産投資の特徴の1つに「レバレッジ効果」があります。収益の高い投資には元手資金が必要となりますが、ローンを利用することで自分では成しえなかった資金を調達することができる点も不動産投資が人気の理由です。
そうは言っても、投資用物件の購入にあたり頭金を準備せずフルローンを組むことは推奨されておらず、金融機関の審査も通過しづらくなります。
ローン審査では個人の属性や頭金に加えて物件の収益性などをくまなく確認されるので、金融機関からの質問事項や指摘に対処できるようにしておきましょう。

価格変動リスクが少ない

3つ目の理由は、価格変動リスクが少ない点です。
現物そのものに価値がある不動産は、経済状況が悪化しても家賃が急激に下落する現象が起こらず、インフレに強いと言われています。
また、一般的に建物の経年劣化に伴い将来に向かって家賃下落をしていくものですが、需要のある物件を選定することで家賃下落を防ぐリスク回避を自分で行うことができます。

まとめ

本記事では様々な不労所得について解説しましたが、中でも不動産投資は安定していて労力があまりかからない不労所得の道であることをお伝えしました。購入後に管理を委託してしまえば、ほとんど労力を要することなく運用していくことが可能です。
堅実に不労所得を得るためには、ミドルリスク・ミドルリターンである不動産投資がおすすめです。

ベルテックスでは不動産にまつわる資産形成セミナーを開催しています。ご自宅からオンラインでご参加いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。