2023.10.13

資産運用

ベルテックスコラム事務局

100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!

  • 投資の種類・方法
  • 資産形成
  • 初心者

もし100万円があったら何に使おうと考えたことはありませんか? 100万円あったら、欲しいものを買いたい、将来が不安だから貯蓄しておきたい、など使い道は様々だと思います。しかし、100万円を元手に資産運用すれば、利益をさらに増やすことができるかもしれません。

今回は、「100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!」について、詳しく紹介していきます。

100万円で投資や資産運用を行う前に知っておきたいこと

まずは100万円で投資や資産運用を行う前に知っておきたいことについて、紹介していきます。

そもそも100万円で投資や資産運用は可能なのか

投資や資産運用が初めての人は、そもそも100万円から資産運用を始められるのか疑問に思うかもしれません。確かに投資の方法によっては、100万円では運用資金が少なく、大きな利益は出しにくいこともあります。

投資において、元手が多いほど投資効果や速度が速まるのは事実ですが、少額から長く取り組んだ方が、リスク分散できるという利点もあります。投資初心者であれば、むしろ100万円を更に分散して投資することもおすすめです。

100万円で投資や資産運用を行う上で大切なこと

100万円で投資や資産運用を行う上で大切なことがあります。
それはどんな投資にもリスクがある、ということです。投資は確かに利益を見込める手法ですが、同時に損をする可能性もあります。利益を得る事ばかりに目がくらんで、損をする可能性を考えないで投資や資産運用をしていると、人生設計が狂う可能性があります。投資や資産運用をする際は利益だけではなく、必ず損をする可能性についても視野に入れておきましょう

では、貯金をしていることが安全か?と言われると必ずしもそうとは言えません。毎日の生活で実感されている方もいるかもしれませんが、食費や保険料など、物価は上がり続けています。 今1万円のものが、10年後は1.1万円になっているかもしれません。つまり、今100万円で100個買えたものが、10年後では89個しか買えないことになりますが、貯金であれば100万円は10年後も100万円のままです。

こうしたいろんなリスクも考慮しながら、どんな資産運用が良いかを考えてみましょう。

100万円から始められるおすすめ資産運用6選

次は100万円から始められるおすすめの資産運用を6選紹介していきます。

NISA

NISAは専用の口座を使って購入した株式・投資信託の「分配金・譲渡益」が、非課税で運用できる制度のことです。投資の多くは、運用して得た利益に対して受け取り時に約20%が課税されてしまいますから、非課税で運用できるというのは非常に大きなメリットです。なお、今までは非課税期間にも制限がありましたが、2024年1月から新しい制度に変わって非課税期間が無期限になります。
特におすすめなのが、つみたて投資枠を使ったNISAです。月1,000円などの少額から始められますので、取り組みやすいと言えるでしょう。

つみたて投資枠を使ったNISAのデメリットは選べる金融商品が限定されている点や、損失が出た場合に他の運用益と相殺したり(損益通算)、年をまたいで繰越したり(繰越控除)できない点です。ただし、購入できる金融商品は長期に保有に適した銘柄が選ばれていますので、投資経験が少ない方や、投資にかけられる時間が少ない方、まとまった資金がない方におすすめの資産運用方法です。

iDeCo

iDeCoは公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度のことです。iDeCoのメリットは資産運用しながら税制上の優遇措置を受けられる点や、老後を迎える前に資産を使い込むのを防げる点です。iDeCoは毎月掛金をつみたてていきますが、その掛金は所得税の対象から外れます(所得控除)。例えば、毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。また、運用益も非課税になります。

iDeCoのデメリットは選ぶ商品によっては元本割れリスクがある点や、原則60歳になるまで資産を引き出せない点です。税制メリットを活用しつつ老後資金を準備したい方や、ほかの用途の資金と老後資金を分けて管理したい方におすすめの資産運用方法です。

株式投資

株式投資は企業が発行する株式を買い、配当金や売買差益の獲得を目指す方法のことです。
株式投資のメリットは株主優待をもらえる銘柄がある点や、大きなリターンを得られる可能性がある点です。
株式投資のデメリットは企業の業績悪化や社会情勢、市場動向等の要因により株価が下がるリスクがある点や、企業が倒産した場合、株式の価値がなくなるリスクがある点です。 リスクを取りつつ、売買差益によるリターンを狙いたい方や、株主優待や配当金等で利益を得たい方におすすめの資産運用方法です。

個人向け債権(米国債等)

個人向け債権(米国債等)は国、自治体、企業等の債券を購入し、利息と償還金を得る方法のことです。個人向け債権のメリットは満期償還日まで利息を受け取れる点や、満期償還日には元本と利息が返還される点です。
個人向け債券のデメリットは発行体が破綻した場合、利息や償還金の支払いが滞るリスクがある点や、満期償還日前に売却する場合、損失が出る可能性がある点です。
リスクを抑えつつ、満期が決まった形で預貯金よりも高い金利を得たい方や、少額から始められる資産運用をしたい方におすすめの資産運用方法です。

貯蓄型保険

貯蓄型保険は掛け捨て型保険と異なり、貯蓄性を持ちながら万が一に備える方法のことです。貯蓄型保険のメリットは月数千円から加入できる点や、生命保険料控除により税制優遇を受けることができる点です。
貯蓄型保険のデメリットは保険期間満了前に解約すると受取額が少なくなる点や、保険会社が倒産した場合、解約返戻金や満期保険金の金額が減るリスクがある点です。
万一の際の保障を受けながら資産を蓄えたい方や、保険料控除による税制メリットを活用したい方におすすめの資産運用方法です。

不動産投資

不動産投資は賃貸用の不動産物件を取得し、家賃収入を得る方法のことです。
不動産投資のメリットは毎月一定額の家賃収入を得られる点や、節税効果が見込める点です。 不動産投資のデメリットは空室リスク、災害リスクがある点や、融資が必要な場合がある点です。
定期収入を得られる資産運用を望む方や、事業的な要素のある資産運用でリターンを追求したい方、現物投資を通じて自分で運営してみたい方におすすめの資産運用方法です。

また、ある程度まとまった運用資金が必要であるイメージが強い不動産投資ですが、取り組み始めるのに必要な資金は少ない金額で始められる場合もあります
株式会社ベルテックスでは、10万円からでも始められる不動産投資について、紹介していますので、是非気軽にお声掛けください。

100万円で資産運用を始めるメリット

100万円から始められるおすすめの資産運用方法を知れたところで、 次は100万円で資産運法を始めるメリットについて、詳しく紹介していきます。

将来のための資産を形成できる

円安や物価高、賃金が一向に上昇しないなど、経済状況の悪化によって、先行きが不透明で将来が不安になる人は多いでしょう。果たして、将来的に年金はきちんと受給されるのか、老後のために貯蓄をしておかないと生きていけないのではないかと今から不安になってしまいます。

近年では、老後を過ごすのに2000万円は必要だと言われる時代になりました。そんな老後のための資産をつくることができるのが、資産運用です。資産運用の種類によっては、老後まで積み立てることができるものもあるため、経済状況に左右されずに安心して将来や老後を過ごすことが出来ます

預貯金の金利よりも高く資産を運用できる

日銀がゼロ金利政策を続ける限りは銀行にお金を預けても、ほとんど利息が付くことはありません。そのため、銀行にお金をただ預けておくよりは、高い利回りを期待できる資産運用をして資産を増やしていく方が利益を見込めます。
今回は例として投資信託で年利5%とした場合、100万円が30年後にどのくらい増えるのかを紹介します。
投資信託で100万円を元本とした場合、年利が5%で30年運用したとすると、運用結果は432.2万円となります。投資信託で資産運用をすることで元本である100万円から約4倍の利益を見込めます。

100万円で資産運用を始めるデメリット

次は100万円で資産運用を始めるデメリットを紹介していきます。

かえって損失を生む可能性がある

冒頭でも述べましたが、資産運用をする上で、頭に入れておくべきことは損をする可能性があることです。資産運用は商品ごとにリスクとリターンが異なります。
また、安全性の高い資産運用方法でも、経済状況などに左右されて、損失を生む可能性もあることを視野に入れておくべきでしょう。利益ばかりに気を取られて、損失する可能性を考えておかねば、せっかくの人生計画が狂う恐れがあります。

資産が増えるまでに時間がかかる

運用資金が100万円となると、利益が出て資産が増えるまでに時間がかかる可能性があります。なぜなら、元本が大きいほど短期間で大きな利益を見込めるようになるからです。
もちろん、利益だけではなく損失も抱える可能性もあります。 運用資金が100万円だと、先程もシミュレーションした通りで30年間運用して、約4倍の運用結果となります。
短期で利益を得たいと考えている方は30年という月日は時間がかかると思うでしょう。しかし、短期で利益を見込める資産運用方法はハイリスクハイリターンである可能性が高いです。 資産運用は老後を過ごすのに困らない程度の資産を形成していく手段であるため、焦らず気長に資産運用をして着実に利益を得ていくのが得策です。

100万円で資産運用を始める際のポイント

100万円で資産運用をする際のメリットとデメリットを知れたところで、 最後に100万円で資産運用を始める際のポイントについて詳しく紹介していきます。

目標を設定しよう

100万円で資産運用を始めるには、まず目標を設定していきましょう。 どれくらいのリスク許容範囲でどれだけ利益を得たいのか、資産運用の期間は長期なのか短期なのかということです。
ローリスクローリターンでもいいのか、またはハイリスクハイリターンでも許容できるのか、利益を得るためにリスクを背負う度合いをあらかじめ決めておくと、想定の範囲外で損失を抱える可能性を少なくすることができます。
また、資産運用の期間を長期間か短期間かあらかじめ決めておくことで、どれくらいの利回りで何年運用していけば、どれくらいの利益を得られるか、シミュレーションすることが出来ます。  

自分に合う資産運用の選び方

次は自分に合う資産運用方法を選んでいきましょう。 先ほど紹介した通りで資産運用や投資の種類は様々で、人それぞれに合った方法があります。 老後のために着実に利益を得たいなら、つみたてNISAやiDeCo、大きな利益を得たいなら株式投資など、資産運用や投資の目的によって取り組むべき方法は異なります
また、自分一人で資産運用をしていくのか、プロの専門家に任せて運用していくのかも重要なポイントです。株式投資や債券であれば、自分一人で運用して利益を見込めますが、ある程度の知識や経験が必要となってきます。
一方で、投資信託や不動産投資などであれば、専門家に運用を一任できるため、専門家の知識や経験の元で資産を形成していけます。

資産運用や投資の目的を決めたら、自分に合う資産運用方法を見つけていきましょう。

自己資本と他人資本を活用しよう

資産運用や投資をしていく上で、必要となってくるのは運用資金です。 この運用資金をどう用意するかで、運用方法が異なってきます。

まず自己資本とは、いわゆる自分のお金、他人資本は他人のお金です。基本的に、自分のお金の自己資本で投資をすることになりますが、不動産投資に関しては他人資本での投資が可能です。

不動産投資は物件購入時、一般的に金融機関とローンを締結し、購入した不動産を人に貸し出して、入居者から家賃を貰います。ローン返済をその家賃収入でまかなう=他人のお金で資産運用している、ということになります。

自己資本が少額しかなくても、将来的に数千万の物件を手に出来るのが、不動産投資の大きなメリットです。自己資金はNISAに使い、他人資本で不動産投資をする、など戦略を立てて行けば、少額からでも効果的に資産運用を進めることが可能になります。

副業に当たるケースに注意

今回紹介してきた資産運用や投資は所属している企業によっては副業に当たる可能性があります。近年、副業に対する認識が緩和されて副業OKの企業が出てきたとはいえ、まだまだ副業を禁止している企業があるのが現状です。
副業が禁止されている企業で副業がバレてしまうと、最悪の場合は解雇になる恐れがありますので、予め就業規則の確認や副業の許可を上司や会社から貰った上で副業することを推奨します

まとめ

今回は、「100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!」として紹介してきました。 100万円でも資産運用は可能であり、銀行に預けるよりも資産運用した方が時間はかかる場合もありますが、利益を見込むことが出来ますし、将来のための資産形成も可能です。 ただし、資産運用によっては損失を抱える可能性があることや、副業に当たるケースがあることを視野に入れておくべきです。

資産運用方法の中には、少額から始められるものも多いです。100万円の使い道に迷っているのであれば、ぜひベルテックスの資産形成コンサルタントにご相談ください! プロの専門家がお客様の資産運用の目的を把握したうえで、お客様に合ったおすすめの資産運用について相談に乗らせて頂いております。FP監修のオンラインセミナーも行っているので、ぜひご気軽にご参加ください!

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。

2023.10.13

資産運用

ベルテックスコラム事務局

100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!

  • 投資の種類・方法
  • 資産形成
  • 初心者

もし100万円があったら何に使おうと考えたことはありませんか? 100万円あったら、欲しいものを買いたい、将来が不安だから貯蓄しておきたい、など使い道は様々だと思います。しかし、100万円を元手に資産運用すれば、利益をさらに増やすことができるかもしれません。

今回は、「100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!」について、詳しく紹介していきます。

100万円で投資や資産運用を行う前に知っておきたいこと

まずは100万円で投資や資産運用を行う前に知っておきたいことについて、紹介していきます。

そもそも100万円で投資や資産運用は可能なのか

投資や資産運用が初めての人は、そもそも100万円から資産運用を始められるのか疑問に思うかもしれません。確かに投資の方法によっては、100万円では運用資金が少なく、大きな利益は出しにくいこともあります。

投資において、元手が多いほど投資効果や速度が速まるのは事実ですが、少額から長く取り組んだ方が、リスク分散できるという利点もあります。投資初心者であれば、むしろ100万円を更に分散して投資することもおすすめです。

100万円で投資や資産運用を行う上で大切なこと

100万円で投資や資産運用を行う上で大切なことがあります。
それはどんな投資にもリスクがある、ということです。投資は確かに利益を見込める手法ですが、同時に損をする可能性もあります。利益を得る事ばかりに目がくらんで、損をする可能性を考えないで投資や資産運用をしていると、人生設計が狂う可能性があります。投資や資産運用をする際は利益だけではなく、必ず損をする可能性についても視野に入れておきましょう

では、貯金をしていることが安全か?と言われると必ずしもそうとは言えません。毎日の生活で実感されている方もいるかもしれませんが、食費や保険料など、物価は上がり続けています。 今1万円のものが、10年後は1.1万円になっているかもしれません。つまり、今100万円で100個買えたものが、10年後では89個しか買えないことになりますが、貯金であれば100万円は10年後も100万円のままです。

こうしたいろんなリスクも考慮しながら、どんな資産運用が良いかを考えてみましょう。

100万円から始められるおすすめ資産運用6選

次は100万円から始められるおすすめの資産運用を6選紹介していきます。

NISA

NISAは専用の口座を使って購入した株式・投資信託の「分配金・譲渡益」が、非課税で運用できる制度のことです。投資の多くは、運用して得た利益に対して受け取り時に約20%が課税されてしまいますから、非課税で運用できるというのは非常に大きなメリットです。なお、今までは非課税期間にも制限がありましたが、2024年1月から新しい制度に変わって非課税期間が無期限になります。
特におすすめなのが、つみたて投資枠を使ったNISAです。月1,000円などの少額から始められますので、取り組みやすいと言えるでしょう。

つみたて投資枠を使ったNISAのデメリットは選べる金融商品が限定されている点や、損失が出た場合に他の運用益と相殺したり(損益通算)、年をまたいで繰越したり(繰越控除)できない点です。ただし、購入できる金融商品は長期に保有に適した銘柄が選ばれていますので、投資経験が少ない方や、投資にかけられる時間が少ない方、まとまった資金がない方におすすめの資産運用方法です。

iDeCo

iDeCoは公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度のことです。iDeCoのメリットは資産運用しながら税制上の優遇措置を受けられる点や、老後を迎える前に資産を使い込むのを防げる点です。iDeCoは毎月掛金をつみたてていきますが、その掛金は所得税の対象から外れます(所得控除)。例えば、毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。また、運用益も非課税になります。

iDeCoのデメリットは選ぶ商品によっては元本割れリスクがある点や、原則60歳になるまで資産を引き出せない点です。税制メリットを活用しつつ老後資金を準備したい方や、ほかの用途の資金と老後資金を分けて管理したい方におすすめの資産運用方法です。

株式投資

株式投資は企業が発行する株式を買い、配当金や売買差益の獲得を目指す方法のことです。
株式投資のメリットは株主優待をもらえる銘柄がある点や、大きなリターンを得られる可能性がある点です。
株式投資のデメリットは企業の業績悪化や社会情勢、市場動向等の要因により株価が下がるリスクがある点や、企業が倒産した場合、株式の価値がなくなるリスクがある点です。 リスクを取りつつ、売買差益によるリターンを狙いたい方や、株主優待や配当金等で利益を得たい方におすすめの資産運用方法です。

個人向け債権(米国債等)

個人向け債権(米国債等)は国、自治体、企業等の債券を購入し、利息と償還金を得る方法のことです。個人向け債権のメリットは満期償還日まで利息を受け取れる点や、満期償還日には元本と利息が返還される点です。
個人向け債券のデメリットは発行体が破綻した場合、利息や償還金の支払いが滞るリスクがある点や、満期償還日前に売却する場合、損失が出る可能性がある点です。
リスクを抑えつつ、満期が決まった形で預貯金よりも高い金利を得たい方や、少額から始められる資産運用をしたい方におすすめの資産運用方法です。

貯蓄型保険

貯蓄型保険は掛け捨て型保険と異なり、貯蓄性を持ちながら万が一に備える方法のことです。貯蓄型保険のメリットは月数千円から加入できる点や、生命保険料控除により税制優遇を受けることができる点です。
貯蓄型保険のデメリットは保険期間満了前に解約すると受取額が少なくなる点や、保険会社が倒産した場合、解約返戻金や満期保険金の金額が減るリスクがある点です。
万一の際の保障を受けながら資産を蓄えたい方や、保険料控除による税制メリットを活用したい方におすすめの資産運用方法です。

不動産投資

不動産投資は賃貸用の不動産物件を取得し、家賃収入を得る方法のことです。
不動産投資のメリットは毎月一定額の家賃収入を得られる点や、節税効果が見込める点です。 不動産投資のデメリットは空室リスク、災害リスクがある点や、融資が必要な場合がある点です。
定期収入を得られる資産運用を望む方や、事業的な要素のある資産運用でリターンを追求したい方、現物投資を通じて自分で運営してみたい方におすすめの資産運用方法です。

また、ある程度まとまった運用資金が必要であるイメージが強い不動産投資ですが、取り組み始めるのに必要な資金は少ない金額で始められる場合もあります
株式会社ベルテックスでは、10万円からでも始められる不動産投資について、紹介していますので、是非気軽にお声掛けください。

100万円で資産運用を始めるメリット

100万円から始められるおすすめの資産運用方法を知れたところで、 次は100万円で資産運法を始めるメリットについて、詳しく紹介していきます。

将来のための資産を形成できる

円安や物価高、賃金が一向に上昇しないなど、経済状況の悪化によって、先行きが不透明で将来が不安になる人は多いでしょう。果たして、将来的に年金はきちんと受給されるのか、老後のために貯蓄をしておかないと生きていけないのではないかと今から不安になってしまいます。

近年では、老後を過ごすのに2000万円は必要だと言われる時代になりました。そんな老後のための資産をつくることができるのが、資産運用です。資産運用の種類によっては、老後まで積み立てることができるものもあるため、経済状況に左右されずに安心して将来や老後を過ごすことが出来ます

預貯金の金利よりも高く資産を運用できる

日銀がゼロ金利政策を続ける限りは銀行にお金を預けても、ほとんど利息が付くことはありません。そのため、銀行にお金をただ預けておくよりは、高い利回りを期待できる資産運用をして資産を増やしていく方が利益を見込めます。
今回は例として投資信託で年利5%とした場合、100万円が30年後にどのくらい増えるのかを紹介します。
投資信託で100万円を元本とした場合、年利が5%で30年運用したとすると、運用結果は432.2万円となります。投資信託で資産運用をすることで元本である100万円から約4倍の利益を見込めます。

100万円で資産運用を始めるデメリット

次は100万円で資産運用を始めるデメリットを紹介していきます。

かえって損失を生む可能性がある

冒頭でも述べましたが、資産運用をする上で、頭に入れておくべきことは損をする可能性があることです。資産運用は商品ごとにリスクとリターンが異なります。
また、安全性の高い資産運用方法でも、経済状況などに左右されて、損失を生む可能性もあることを視野に入れておくべきでしょう。利益ばかりに気を取られて、損失する可能性を考えておかねば、せっかくの人生計画が狂う恐れがあります。

資産が増えるまでに時間がかかる

運用資金が100万円となると、利益が出て資産が増えるまでに時間がかかる可能性があります。なぜなら、元本が大きいほど短期間で大きな利益を見込めるようになるからです。
もちろん、利益だけではなく損失も抱える可能性もあります。 運用資金が100万円だと、先程もシミュレーションした通りで30年間運用して、約4倍の運用結果となります。
短期で利益を得たいと考えている方は30年という月日は時間がかかると思うでしょう。しかし、短期で利益を見込める資産運用方法はハイリスクハイリターンである可能性が高いです。 資産運用は老後を過ごすのに困らない程度の資産を形成していく手段であるため、焦らず気長に資産運用をして着実に利益を得ていくのが得策です。

100万円で資産運用を始める際のポイント

100万円で資産運用をする際のメリットとデメリットを知れたところで、 最後に100万円で資産運用を始める際のポイントについて詳しく紹介していきます。

目標を設定しよう

100万円で資産運用を始めるには、まず目標を設定していきましょう。 どれくらいのリスク許容範囲でどれだけ利益を得たいのか、資産運用の期間は長期なのか短期なのかということです。
ローリスクローリターンでもいいのか、またはハイリスクハイリターンでも許容できるのか、利益を得るためにリスクを背負う度合いをあらかじめ決めておくと、想定の範囲外で損失を抱える可能性を少なくすることができます。
また、資産運用の期間を長期間か短期間かあらかじめ決めておくことで、どれくらいの利回りで何年運用していけば、どれくらいの利益を得られるか、シミュレーションすることが出来ます。  

自分に合う資産運用の選び方

次は自分に合う資産運用方法を選んでいきましょう。 先ほど紹介した通りで資産運用や投資の種類は様々で、人それぞれに合った方法があります。 老後のために着実に利益を得たいなら、つみたてNISAやiDeCo、大きな利益を得たいなら株式投資など、資産運用や投資の目的によって取り組むべき方法は異なります
また、自分一人で資産運用をしていくのか、プロの専門家に任せて運用していくのかも重要なポイントです。株式投資や債券であれば、自分一人で運用して利益を見込めますが、ある程度の知識や経験が必要となってきます。
一方で、投資信託や不動産投資などであれば、専門家に運用を一任できるため、専門家の知識や経験の元で資産を形成していけます。

資産運用や投資の目的を決めたら、自分に合う資産運用方法を見つけていきましょう。

自己資本と他人資本を活用しよう

資産運用や投資をしていく上で、必要となってくるのは運用資金です。 この運用資金をどう用意するかで、運用方法が異なってきます。

まず自己資本とは、いわゆる自分のお金、他人資本は他人のお金です。基本的に、自分のお金の自己資本で投資をすることになりますが、不動産投資に関しては他人資本での投資が可能です。

不動産投資は物件購入時、一般的に金融機関とローンを締結し、購入した不動産を人に貸し出して、入居者から家賃を貰います。ローン返済をその家賃収入でまかなう=他人のお金で資産運用している、ということになります。

自己資本が少額しかなくても、将来的に数千万の物件を手に出来るのが、不動産投資の大きなメリットです。自己資金はNISAに使い、他人資本で不動産投資をする、など戦略を立てて行けば、少額からでも効果的に資産運用を進めることが可能になります。

副業に当たるケースに注意

今回紹介してきた資産運用や投資は所属している企業によっては副業に当たる可能性があります。近年、副業に対する認識が緩和されて副業OKの企業が出てきたとはいえ、まだまだ副業を禁止している企業があるのが現状です。
副業が禁止されている企業で副業がバレてしまうと、最悪の場合は解雇になる恐れがありますので、予め就業規則の確認や副業の許可を上司や会社から貰った上で副業することを推奨します

まとめ

今回は、「100万円の使い道?投資のプロが教えるおすすめの資産運用!」として紹介してきました。 100万円でも資産運用は可能であり、銀行に預けるよりも資産運用した方が時間はかかる場合もありますが、利益を見込むことが出来ますし、将来のための資産形成も可能です。 ただし、資産運用によっては損失を抱える可能性があることや、副業に当たるケースがあることを視野に入れておくべきです。

資産運用方法の中には、少額から始められるものも多いです。100万円の使い道に迷っているのであれば、ぜひベルテックスの資産形成コンサルタントにご相談ください! プロの専門家がお客様の資産運用の目的を把握したうえで、お客様に合ったおすすめの資産運用について相談に乗らせて頂いております。FP監修のオンラインセミナーも行っているので、ぜひご気軽にご参加ください!

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。